イタリアンパセリを乾燥させてみた。
今住んでいるニュージーランドはオークランドのアパートの共有スペースの庭にイタリアンパセリが生えていました。
ハーブ系の植物ってちょこんと生えているイメージだったけど、パセリってがっつり胸くらいの高さまでに成長するんですね!
ちなみにイタリアンパセリって日本でよくみるパセリと少し違って、葉っぱが大きめで広がっています。
どちらも味は似ていますが、イタリアンパセリの方が苦味がなく、付け合わせというよりもサラダなどにがっつり使えるかな?といった印象です。
アパートの庭にもりもり生えているので、ちょこちょこ収穫しては料理に使っていました。
鮮やかな緑で料理の色も映えます。
ですが先日、なんとそのパセリが無残にも根こそぎ掘り起こされていたのです!!
うちのアパートにはケアテイカーと呼ばれる管理人さん的なポジションの人も住んでいて、駐車場のゴミ拾いや芝生の草刈りなどをしてくれています。
その方が「んだよ、パセリ生えすぎじゃねーか。チョップしたろ。」
という感じで切り倒してものと思われます。(想像)
そこにあったはずの見事なパセリが、計らずも引っこ抜かれ横たわってしまっている、、、。
こんな悲しいことがあっていいのでしょうか?
私たちはこのパセリを有効活用しようと決めました。
方法は至ってシンプル。
乾燥させて末長く使ってやろう!!
乾燥パセリとか乾燥バジルとか売ってますもんね。
というわけで、簡単すぎる手順を紹介します。
- まずはパセリの枝を両手いっぱいお持ち帰り。
- 枝から葉っぱを切り取る。
- 葉っぱを軽く洗って、クッキングペーパーの上で一晩乾かす。
- オーブンに入れて低温and風でさらに乾燥させる。
- カラカラのパセリを、両手で文字通り粉々にする。
という感じです!
注意点としてはオーブンの温度を上げすぎないこと。
すぐ焦げます(笑)
なるべく低温で、風を送る設定でゆっくり乾燥させましょう。
たまにひっくり返したりして、満遍なく乾燥させます。
そしてオーブンに入れた皿は熱いので気を付けましょう。
熱い皿を触って半分以上床に落としてしまいましたが、下の画像が最終的にできた量です。
だいぶ少なくなってしまいましたが!
でもこれでしばらく乾燥パセリに困ることはなさそうです!
ちなみに乾燥したパセリを粉々にする作業が最高に気持ち良かったです。
伝わるかわかりませんが、脆くなったものを最後の一撃で破壊するあの感覚です。(え?)
葉っぱを切り取った後の枝も水に差してみました。
すでにちょこちょこパセリの葉っぱが生えてきましたよ〜。
まとめ(まとまるのか?)
人類は長い歴史の中で、食物の長期保存の方法を色々と考え出してきました。
それは今回の乾燥させる方法だったり、冷凍したり、塩漬けにしてみたり、発酵させてみたりと様々です。
食品ロスが大きな問題となっている昨今なので、
とりあえず食べられるものを見つけたら収穫しておきましょう。
今食べる予定がなくても、どうにかして保存しとけばいいのです。
なんだか大きな話になってきそうなのでここらでやめておきます。
今回の記事が誰かの参考になったら幸いです。
初めてパン作り。Jamie Oliverのレシピで挑戦!
今の部屋に引っ越してきて早3ヶ月、、、。
オーブンは備え付けで部屋にあったものの、耐熱皿を持っていなかった私たち。
なのでついに!Kマートのオンラインショップでポチり、届きました。
お値段なんとたったのNZ7ドル(543円)、やっす。
Kmartとはニュージーランドやオーストラリアに展開している庶民の味方のお店です。服やキッチン用品、家具、化粧品、園芸用品、キャンプ用品などなどなんでも売ってます。
ちなみにKmartでのお買い物、合計金額が60ドル(4700円)以上だと送料無料になります。
オーブンと耐熱皿が揃った。というわけでパンを作ってみることにしました!
とはいえオーブンのない田舎の家で生まれ育ち、パンはおろかオーブン料理にほぼ馴染みのない私。そしてパートナーはというと、一度だけパン作りをしたことはあるものの、ほぼ友達が作るその工程を見ていたとのこと。
不安を感じながらもお互いしっかり予習をして臨もうということになりました。
私たちが参考にしたのはそう、Jamie Oliver(ジェイミー オリバー)のレシピ。彼はイギリス出身の超有名シェフ、料理研究家です。
彼のウェブサイトにレシピがあるので、"easy homemade bread"と検索するとヒットします。
このレシピはかなりシンプルで、ベーキング初心者の私たちでも出来そうです。
動画も貼り付けられているので、何度か繰り返し見て覚えました。(特にパンのこね方)
彼のレシピサイトは英語かドイツ語のみなので、日本語のここでもレシピをざっくり紹介したいと思います。
材料
ドライイースト 7グラム
薄力粉 1キロ
以上!!!!!!
え、少なと思いながらも開始しました。
手順
- まずはボウルに650mlのぬるま湯とイーストを入れます。これをフォークで2分くらい混ぜます。(水はレシピに無かったやんけと思いました。)ぬるま湯はポットのお湯と水でなんとなく作りました。
- 1のイースト水の中に用意した薄力粉の90%くらいを入れます。そしてティースプーン半分くらいの塩(シーソルト)を入れます。フォークで混ぜます。(塩もレシピに無かったやん)
- ここで綺麗な手を準備します。そしてボウルの中で2をこねます!!残っていた薄力粉も必要に応じて足していきます。
- テーブルなど平らなところに薄力粉を広げて、そこに3を移してさらにこねます。伸ばしたり、折り畳んだり、踏んだり蹴ったりします。
- 生地を丸いボールのような形に仕上げて、ボウルに戻します。その上に薄力粉をさらさら振りかけて、綺麗な濡れタオルを掛けておきます。1時間〜1時間半かけて発酵させると、倍の大きさになります。
- 時間が経って大きくなった生地をパンチすると、スーっと空気が抜けて気分爽快です。これをまた30秒ほどこねます。
- 焼く時用に形を整えます。ナッツや蜂蜜、メープルシロップなど味を入れたい人はここで投入します。私たちは何せ初めてなので、普通に丸めて味付けなしです。そして30分〜1時間ほど置いて二次発酵させます。
- オーブンを180度で余熱しておきます。そして生地をオーブンに入れて35分焼きます。もしくは表面がいい感じになるまで焼きます。
彼のレシピはざっくりこんな感じです。これをそのままの通りに実行しました。
すると、、、
綺麗に焼けました!ゴールデンブレッドできました。うまそう。。
中までしっかり焼けてます。パンを切る前に焼けているかどうかを確かめる方法は、パンの底を叩いてコンコンと音がしたらOKとのことです。
味は、とてもシンプル!!そして焼き立てうめえぇぇという感じです!
バターだけ塗って食べてもとても美味しかったです。
ちなみにこの日はヤギが安かったので、いろんなスパイスでヤギカレーを作っていました。ちょうどこのパンと合わせて食べました。カレーとも合いましたよ!
スパイスヤギカレーはまた今度記事にしようかと思っています。
食べきれなかった分はスライスして、ジップロックに入れて冷凍します。
反省点としては、パンを切るギザギザの長いナイフが無かったので、あらかじめ用意しておくべきでした。あとは反省点特になし!
まとめ
作る前はパン作りなんて、と気持ちのハードルがとても高かったのですが、やってみると意外と簡単に出来ました。今までレシピ検索すらしていなかった自分を責めたいです。
パンをこねるのはとても楽しく、ストレスがたまった時など生地にぶつけてみてもいいかなあと思いました。
そして最後に、何事も準備をし、ビビらずに挑戦するのが大事と、パン作りから学ぶのでした。
ニュージーランドのロックダウン、レベル4(MAX)からレベル3へ
2021年9月22日0時からニュージーランドのロックダウンがレベル3になりました。
レベル4(MAX)からレベルが一つ下がったことになります。
カフェやレストランなどの飲食業は、完全お客さんとコンタクトレスで接客可能なら営業再開OK(アプリなどでオーダー、支払いをして商品受け取りもさくっと)となり、
建設業や造園業など特定の業種の再開もOKとなりました。
ですがほぼレベル4の時と同じで、バブル(集団)の中で生活するようにということは変わりません。
規模の大きいイベントも禁止です。
自分の場合は今現在仕事をしていないので、他人との接触というとほぼ家でのパートナーとのコンタクトしかありません。
そのパートナーもレベル3から職場に戻りましたが、パソコンで家からでも働ける業務なので、他人との接触を避けるために週に数日は家で仕事をするということになりそうです。
正直にいうと、パートナーとは今回のコロナ禍で2020年1月からおよそ1年半会えなかったため、今回レベル4の5週間は空いた時間を埋めるのにちょうどよかったです。
レベル2にならないとビザのための健康診断を受けにいくことができないため、早く収束することを祈るのみです。
ニュージーランドのロックダウン
2021年9月13日、ニュージーランド政府はオークランドのロックダウン(レベル4)の継続を発表しました。
とりあえず1週間は様子見で、その後は可能であれば段階的にレベルを下げていくらしい。
ここ数日の感染者数は毎日20人前後で推移していて、感染履歴を追跡できない人も含まれているので、この状況のままレベル3に下げるのは難しいんじゃないかと個人的には思います。
ニュージーランドは他の国に比べるとワクチンの摂取率もまだ低く(20%くらい、2021年9月現在)、ヨーロッパやアメリカのように”コロナと共存”していくことにシフトできない状況です。
ということで今はまだ感染者を隔離して、コロナを排除するという方法に焦点を置くしかできません。
ビジタービザで滞在中の身としては、働くこともできず街に繰り出すこともできず、家でネトゲするばかりです。
ワークビザの申請には健康診断が必要なのですが、レベルの4の期間は病院はビザのための健康診断ができないことになっています。
レベル2に下がるまで待たないといけないのですが、おそらく今から数週間は余裕でかかるし、そのあと急いでワークビザの申請をしたとしても自分のビジタービザは2021年12月までなので
interim visa(ビザが切れる前に申請するしゃーなしのビザ)の申請は避けられないと思ってます。
ビザのことはどうしようもないので、今できることを楽しんだ方がいいと思っています。
家の裏の山に毎日登って、木や花、鳥の名前を覚えること、毎日豚の角煮を作って極めていくこと、スターデューバレーを理想の農場にすること。
やることはたくさんありそうです!
お分かりいただけたであろうか、、、
昨晩の出来事だ。
夕飯を終え、床に直に敷いたマットレスに寝転がり一息ついていた。
引越しは済んだが、仕事の忙しさを言い訳にベッドフレームをまだ組み立てていないのだ。
夕飯はいつも同じだ。茹でたパスタに市販のソースをかけて食べる。
洗い物は大抵次の日の朝だ。
テレビをつけてはいたが、携帯を眺めていたため何が放送されていたかは覚えていない。
おそらくは日課のように毎晩見ている家のリフォーム番組であっただろう。
ふと視線を感じた。左側からだ。
左側にはクローゼットがある。一人分の洋服をしまうには十分の大きさだ。
衣類の他には、使わなくなった筋トレ用具や昔飼っていた猫のベッドなども置いてある。
換気のために良かれと思い、いつも開け放しの状態にしている。
その開いていたクローゼットを何気なく覗くと
アシンメトリーの前髪をした女がなんとも言えない表情でこちらを覗き返していた。